ローカル列車の旅
風邪引いたー。
今日バツ2の「S」と
ローカル線「只見線」の旅に行く約束してたから
万全の体調で迎えたかったんだよね。
いやさ
車で只見を走ってるとき
すっげー山の中とか崖の上を電車が走ってるのを偶然見て
あれに女を乗せればイチコロだと思ってね。
単に風景見ながら酒を飲もう
っていう旅。
幻想的じゃない。
なんとなく
山の中で不安な気持ちにさせれば男の体を頼りたくなるだろうしさ。
Sは、妻の悦子(仮名)とのゴタゴタに巻き込んで迷惑かけたけど
偽装工作で夫婦仲も落ち着いてきたから
またデートしても大丈夫だろ笑
いや、予行演習して
良かったら悦子(仮名)と行こうと考えてるわけよ。
だから、いいんだよ。
そしたら、車でSの家に迎えにいった辺りから寒気がして来てさ
でも、行きたいじゃない。
Sに、なんか風邪薬ないか?って言ったら
子供用の、甘いシロップの風邪薬持ってきて
「これしかない」って。
「量だけの問題だから、たくさん飲めば大丈夫」って言うわけ。
「うちの子は大人の6分の1くらいの体重だから、六倍飲みなよ」って。
しかも、子供用は大人には効き目が弱いだろうから、って10倍飲んで、車で駅に向かったわけ 。
10分後
急に視界がグルグル回りだしやがってね笑
360度
しかも吐き気もして来たから
慌てて車を止めて
目が回ってるからトイレに転がりながら駆け込んだわけ。
トイレで一時間もがいてからSの運転で搬送されて
医者に見せたら
「そういう飲み方をするべきではない」
ってよ。
S、母親として適当すぎるだろ笑
薬の認識。
そのせいでローカル線のデートはパー。
夜は新潟に民宿も予約しといたんだけどね。
金がもったいねー。
バツ2のS
気さくで
性格も都合もすっげーいいやつなんだけど
やっぱり
二度も離婚してるってのは
するだけの要因があんだわな。