警察と壮絶な争い
「あんた、野鳥飼ったら犯罪だよ」
先日、警察が来て、出し抜けに言いやがってね。
庭で「ヤマガラ」って野鳥と追いかけっこして戯れてたら。
警察官の隣に立ってる、近所の、元県庁職員の妻のヨシコが通報したんだわな。
テメエが飼ってるインコより風流だから。
鳴き声もいいし
やだねー卑屈な暇人て。
正義の仮面を被った憂さ晴らししやがってさ。
「怪我してたから手当して、元気になるまで遊んでただけだよ」
って丁重に言ったら
警察が
「嘘ついちゃだめだよ！一週間前からいるんでしょ？調べはついてんだよ！！」
“調べはついてる”って、横にいるヨシコに聞いただけだろ？
長渕「一週間前に手当して、それから一定の時刻にヤマガラが自分の意志で毎日遊びに来てるだけだよ」
警察「そんな訳ないでしょーよ！！」
いやさ
山でスマホのYouTubeのヤマガラの声でおびき寄せて、飼いならしてる
とか言えないだろ？
そんなの犯罪なんだから。
いや、例えばそうだったとした場合でも、ってことだよ。
じゃあ本当はどうか、なんて
ここで書けるわけねーだろ。
書けない理由？
言える訳ねーだろ。
言いたくないんだよ。
警察「とにかく野鳥保護しちゃ駄目なんだから署に来いよ！！」
苛ついて高圧的になりやがってね笑
長渕「だから保護してねーって！手当しただけで」
警察「そんなの詭弁だ！！」
長渕「じゃあ証拠は？」「だいたいなんでそんなにムキになんだよ？野鳥も、この婆さんのインコも同じ鳥だろ？人間の分類で勝手に決めて、鳥が迷惑なんだよ！！」
警察「野鳥は山で暮らすもんなんだよ！それが幸せなんだ！」
長渕「じゃあインコはかごの中を欲してんのか？その婆さんのインコ放してみろよ」
ヨシコ「なんでそんなことしなきゃなんないのよ！！！」
話になんねーから
じゃあちょっと見てろ、って
ヤマガラ放したわけ。
空高く飛び立ったと思ったら
数秒後舞い降りてきて
また俺の肩に止まるわけよ。
何回やっても、戻ってくるわけ。
泣かせるよな。
「これがこいつの意志なんだよ！わかったかコラァ！！！」
って言ったら
警察が「山に登って山の中で放してみたら」
提案しやがってね笑
長渕「放した瞬間、モズとかに食べられたら、このやり取り新聞に投書すっかんな？」
警察「ううう………とにかく家に入れたらだめだよ！！」「コンニャロウ………覚えとけよ！！！」
バタン！ブロロロロロー…
それから
なんか
パトカーが家の前通る回数増えやがってね。
乗ってんのは、毎回違う顔ぶれで家の方観察しやがるわけよ。
言い負かされたから意地でも捕まえたいんだろうね笑
もうさ
こうなると集団ヒステリーだよな笑
正義という暴力に酔ってる。
捕まるわけないだろ？
法律違反してないんだから。
してても「してる」なんて言うわけないんだから。
まあ
違反じゃないんだよ。
向こうが訪ねてくるから遊んでるだけで毎日放して山に返してんだから。
そういうことに決まってるんだよ。飼うのは駄目なんだから。
ここは公開のブログなんだから。
実は飼ってるかって？
そんなわけねーだろ。
仮にそうだとしてもそう書けるわけねーだろ。
本日の日本酒
純米吟醸山田錦無濾過生原酒
香りは少し薬がかった、フルーティーな香りがかなりツンと来る。
華やかで人工的ですらあり、女子が好きそうな香りである。
そして、無濾過生原酒なので、微炭酸を感じる。
酒臭さがないので飲みやすいが、表面的な旨味で
飲んでる間も香りがすごいので、刺し身には全く合わない。
微炭酸でアルコールもきつく、飲み口はいいが重いので
揚げ物とか
洋風の、チーズのような味には合うであろう。
まあ
そんなのはワインで合わせればいいのであり
日本酒のくせに和食に合わないのは酒としては邪道とも言えるが
洋食でも日本酒がとにかく飲みたいという人には、こういうのはいいかもしれない。
無難なのは、柿の種ピーナッツのような、無難なツマミを合わせ、純粋に酒の味を楽しむのがいいであろう。
ただ
これは開栓直後の話であり
これを一週間ほど放置すると、炭酸が抜けて、まぁまぁ香り高い落ち着いた感じの酒になり、和食にもまぁまぁ合うようになる。
よって
この酒は
開栓したその日に味わい
さらに、一週間以上放置し、味を変えて味わうという
味変を楽しむべき酒である。
