佳美２
ちょっと運動靴が汚れたから洗おうと思って
手近にあった「アリエールイオンパワージェル」ってやつで洗ったら
強烈な洗剤臭が残って
いくらすすいでも取れないんだよ。
これで
佳美の体洗ったらどうなるか
科学的な興味で試してみたくなっちまってね笑
どんなに洗っても無駄と思える体臭に
どんなにすすいでも取れない洗剤臭
戦わせてみたいじゃない笑
「相撲は馬鹿がとって利口が見る」っていうらしいけど
他人を戦わせて、高みの見物するってのは
高貴な人間の嗜みなんだろうね笑
二人とも
仕事上、夜はなかなか都合が合わないから
昼間、登山デートに誘ったわけ。
佳美が登山が好きだから。 ホテルで帰りに 休憩するぐらいでいいかと思ってさ。
車で、 隣接してる県まで行って
適当な低い山に登って
いい具合に、二人とも汗だくになったんで「 汗だくで長く車に乗るの気持ち悪いから、 アイスを食ってからホテルで汗を流してから帰ろう」って。
ホテルについて アリエールを隠し持って
「 じゃあ一緒に入るか」って言ったら
「ええ〜！！絶対ヤダ〜！！！」
よしみが言うわけよ「 先に一人で入ってよ〜笑」って
「 一緒に風呂入ってからした方が 盛り上がるじゃん」って言ったら
佳美「何いってんの〜！！アハハ！！ 昼間からやるわけないジャーン！ハハハ！」
長渕「 だってせっかく来たんだし時間はまだあるだろ？」
佳美「ええ〜？ 普通、飲まないでエッチできる 〜？笑」
「私は絶対に酔ってる時しかエッチしないの！！ 飲んで夜したら、 寝て次の日の朝は冷めてもできるけど」
- メディア:
基準が分かんねーって！
長渕「 じゃあ、 やんなくてもいいから、 体洗いっこだけしようよ」
佳美「ハハハハハハ！！そんなのもっと嫌ジャーン！！ガハハハ！意味わかんなーい！！」
ヘラヘラ笑ってんなコラァ！！！
意味わかんねえのテメエだろコラァ！！！！！
こっちは、お前と、アリエールのが戦いを見届けるために
わざわざ隣の県くんだりまで来て、 山登りまで付き合ってやったんだよ。
だって飲み友達としては楽しくていいけど
異性を感じない相手と、昼間デートしても仕方ねーじゃん。
頭にきて
「いや佳美お前さ、その変な羞恥心捨てた方がいいって」
「お前のキャラで、しかもその年でそんなこと言ってたら チャンスを狭めるぞ」
「変なプライド持ってる奴って大体結婚できないんだよ」
･･･････て
こんこんと説教したら
メッチャクチャ 機嫌損ねやがってね笑
帰りの車の中地獄でした。
俺も心の底ではさ
上手く臭いを除去できたら
セフレにしてもいいかななんて考えがあったのかもしんないね。
冷静になって考えたらものすごく異常なことなんだよ。
砂漠で
喉が渇きすぎて
泥水飲みたがってるようなさ。
早く
ちゃんとしたセフレを探さないとまずいね。
